公式の覚え方について(自己流)
テキスト等では同じ公式をやたら書いてあるので確実なやつを1つ覚える。
オームの法則など同じ公式が3つ載ってますがこんなの方程式の両辺を○で割る(掛ける)だけです。
ついでにいうと「V=」って覚えるだけが簡単です。なぜなら後は残りの2つの単位を掛けるだけだから。
(割り算はどっちが上か迷うので)
後は「V=A・Ω」って単位で覚えてた方が楽チンなぐらい。
(このへんは中学生、高校生とかの理科や数学の勉強にもいえますが…)
つぎに割り算の意味を知ること。割り算とは「割る」計算です。
つまり、ひとつのかたまりが幾つあるかの計算です。
例えば、20個のりんごを1人4個で分ける(割る)
20÷4 となりますが「4」が1つ(ひとかたまり、基準)とすると
幾つになりますかということです。
伝送回路の絶対レベルなんかは公式的には1m[mV]で割ってますが
基準電力を1mWってするから1で割るわけです(分母にくる)
ですので基準となるものが分母にきます。伝送量の公式の
伝送能力=受端能力(Pr)/送端能力(Ps)
P Power:電力 r:receive(レシーブ) s:send (注)勝手イメージ
でDDの基礎の公式では基準は手前(左?)側になります。
基準となる場所は送り出す側です。(だってこれがないと物事が始まらない)
インピーダンス整合のZ1、Z2もZ1が左ですしね。もし違うのがあれば
それを例外として覚えてください。
ついでに信号対雑音比はSN比 → S/N比 S÷N です。
S:Signal 信号 (Shingo のS と覚えても!?)
N:Noise 雑音
あと覚えるのが大変そうな公式は形で覚えてもよいですよ。
複雑な公式は使わないというか公式を選べって問題になってるはず
なのでこんな形~ って感じで。
意味とかイメージもありです。距離が遠いと影響力は減るよね~つまり
分母側とか、伝送量は10log か20logか迷うけど 電力P=IVなので
PよりVの方が値が小さい。つまりはVだと多めに数字掛けないといけないから20log ~ みたいな感じでもおぼえられます。